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2009年7月18日 (土)

キーワードを蛍光色にするマクロ(使い方紹介)

こんにちは。

先週、キーワードを蛍光色にするマクロを紹介いたしました。

今日は、先週みなさんに問いかけた「とっておきの使い方」の答えを紹介します。

比較表を使った「視覚的な訳文の一致判定」の方法です。

この方法では、自分が確認したい点を、文章を読むことなく見た目で探し出します。

気になる箇所が見つかったら、その時に初めて、前後の文章を読み比べます。

よって、重要ではないところも含めたすべての文章を読み比べる場合と比較して、時間を削減することができます。

訳文が正確に書かれているのかを精読する必要もありますが、凡ミスをなくすための「とばし読み」を効率的に行う方法だと思ってください。

以下の説明だけではわかりにくいかもしれないので、ファイルをダウンロードして体感してみてください。

●基本編
翻訳で確認したいキーワードを対訳表で確認する方法です。

1.原文と訳文を用いて、比較表を作成してください。
比較表の作成方法は、こちら
適当なサンプルがない方は、以下のファイルをご利用ください。

「sample_table_US7551063.doc」をダウンロード

米国特許のUS7551063の一部を機械翻訳の日本語と対比させています。

US7551063の文中に、適当に言葉をいれて、サンプルとして使いやすく変更してしまいました。

発明を冒涜する意味はなく、ただ説明用に使いやすくしただけですので、ご了承ください。

日本語訳文も、機械翻訳した文章を説明用に変更したものあり、発明を正確にとらえているわけではございませんので、この点もご了承ください。

2.キーワード集を用意します。
読者さんと一緒につくったサンプルのキーワード集です。

「keyword1.txt」をダウンロード

(上記リンクをクリックしてもダウンロード画面にならない場合には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択してください)

英語と日本語とが一緒に書かれているところがポイントです。

keyword1には、一対一では対応しない日本語と英語が列挙されています。

たとえば、「複数」の訳語は「multiple」かもしれないし、「two or more」かもしれないのですが、とにかく対応するものをすべて書き出します。

3.比較表を開いた状態で、keyword1で着色します。
着色の方法は、前回のブログをご覧ください。

4.着色されたキーワードが原文・訳文の両方に記載されているか確認します。

分野ごと、もしくは確認する種類ごとに色分けをすると、確認がしやすくなります。

たとえば、「多義語キーワード集」には「substrate」のように、使われる分野によってのように訳語が変わりうるものをすべて列挙しておくといいと思います

substrateの訳例:【生化】 基質 ; 【化】 基体; 【生・菌】 培養基 (medium); 【電子工など】 回路基板(すべてリーダースから引用)

もしくは、「生化学キーワード集」には「substrate」と「基質」のようにその分野に関する訳語だけを書いたリストとしておくのもいいと思います。

この種のキーワード集を作るこつは、記載された日本語と英語がすべて同じ蛍光色で着色されたときに比較しやすいように言葉を選んでおくことです。

キーワード集を作るルールはとくにないのですが、みなさんが「視覚的な訳文の一致判定」をしやすいように自由に作ってみてください。

●応用編
これは、知恵が入っていておいしい使い方です。

1.原文と訳文を用いて、比較表を作成してください。
効果を体感するために、上記の米国特許の対比表をご利用ください。

2.キーワード集を用意します。
以下の2つのキーワード集をご利用ください。

「keyword2.txt」をダウンロード
「keyword3.txt」をダウンロード

keyword2 「可能・できる」に関連した言葉が列挙されています。
keyword3 「able」で終わる名詞が列挙されています。

3.比較表を開いた状態で、keyword2で着色します。

4.比較表を開いた状態で、keyword3で「蛍光色を解除します。

5.着色されたキーワードが原文・訳文の両方に記載されているか確認します。

すでにおわかりだと思いますが、これは「可能・できる」に関する原文の言葉が適切に訳出されているかを確認するための使い方です。

このように、蛍光着色と蛍光色削除の機能にて2つのキーワード集を使えば、必要なキーワードだけを着色することができます。

「視覚的な訳文の一致判定」のためであれば、単語の一部が蛍光色で着色されていればいいですね。

すてきな翻訳文の比較方法を提案いただきました読者さん、どうもありがとうございました。

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